オウムがコカイン取引関連の隠語「2つで25」と叫んだ動画がきっかけとなり、麻薬組織が壊滅させられた。英紙リバプール・エコーが5日、報じた。
禁錮15年で服役中のアダム・ガーネット受刑者は刑務所からスマホを駆使して、ブラックプールの麻薬組織を率いていた。警察がメンバーのスマホから証拠動画を発見したことで、組織は壊滅した。
動画には、ガーネット受刑者の恋人シャノン・ヒルトン容疑者が、外から刑務所内のガーネット受刑者にビデオ通話をかけている様子が映っていた。画面にはコカインの塊が映っていた。
ブラックプール警察がフェイスブックで公開した別の動画では、ヒルトン容疑者のペットのオウム「マンゴー」が、コカインの路上取引価格を指して「2つで25(ポンド)」と叫んでいる場面が映っていた。ヒルトン被告らが繰り返し使っていた言葉なので、マンゴーが覚えてしまった。また、ヒルトン被告が遊びとして、マンゴーに「2つで25」と教え込むところも映っていた。さらに犯罪収益とみられる現金で遊ぶマンゴーの姿も映っていた。
この組織は2023年2月から2024年7月までブラックプール全域で活動し、ヘロイン、クラック・コカイン、大麻、ケタミンなどの薬物を密売していた。先日のプレストン刑事法院で合計15人が薬物関連犯罪で有罪を認め、合計100年以上の懲役刑を言い渡された。
動画によると、ガーネット受刑者が刑務所から組織を運営し、組織の全メンバーと直接つながっていた。それぞれのメンバーが録画した動画が組織を壊滅させた一因となっている。
ブラックプール警察はフェイスブックに「あなたのペットができることの中で一番才能があることは何ですか? 座ること? 足を差し出すこと? 話すこと? ある麻薬の売人のオウムは『2つで25』と言うことを覚えました。このフレーズは、彼女のボーイフレンドが率いる組織犯罪グループが使う共通語の一部として取り入れられたものです。警察がやって来た時にオウムに言ってほしくない言葉ですね」と述べた。












