新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」1日高松大会のAブロック公式戦で、デビッド・フィンレー(32)がNEVER無差別級王者のボルチン・オレッグ(32)から2勝目を挙げた。

 春の「NEW JAPAN CUP」覇者として優勝候補の一角と目されていたフィンレーだったが、前半戦は1勝4敗とまさかの低空飛行。ブロック突破へ早くも崖っぷちに追い込まれた状況で6戦目を迎えた。

 ボルチンの圧倒的なパワーに苦しめられ、その場飛びカミカゼを浴びたものの、3カウントだけは許さない。カミカゼを回避すると、巨体を持ち上げてパワーボムで反撃に転じた。

 オーバーキルをキャッチされたフィンレーは、ジャーマンを連発されて再び劣勢に。さらにはバーディクトまで浴びてしまうが、カミカゼだけは決めさせない。一瞬のスキを突いたグランビーロールで丸め込み、辛くも勝利を収めてみせた。

 何とか突破争いに生き残ったフィンレーは「そう簡単に俺をG1から消せると思うなよ。俺はプロレスラーになってから32年だ。生まれたその日からプロレスのリングで過ごしてきたんだ。NEVER無差別級王座を取ったばかりのヤツに簡単に負けると思うか? 俺はまだまだ力が有り余ってるぞ」とニヤリ。

 次戦(3日、福岡)では上半期抗争を繰り広げた「ハウス・オブ・トーチャー」の怨敵・EVILと激突する。「人生をかけた一戦だな」と殺気を漂わせつつ、控室へ消えていった。