ボクシングの元世界2階級制覇王者・亀田和毅(33=TMK)がYouTubeチャンネル「TMK BOX TV」で、9月に行われる注目の一戦を取り上げた。

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は9月14日に愛知・IGアリーナでWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)と激突する。井上はアフマダリエフを「キャリア最大の強敵」と警戒し「判定決着でもいい」とKO宣言も封印。勝利にこだわる姿勢を示している。

 モンスターの慎重な姿勢に、和毅は「そんなにビビる選手なんかな?と俺は思うけどな。だってムロジョン、(マーロン)タパレスにも判定で負けてるし。(井上は)そのタパレスにKOで勝ってるやん。ムロジョンがそんなに強いかって、俺はそんなに強いと思えへんし、正直。ムロジョン、今はもうピークから落ちてる状態やし」と首をかしげる。

 その上で「だから俺、この試合は何の興味もない。(井上が)すんなり普通にKOで勝つと思う。俺は全然、この選手(アフマダリエフ)に強い評価はしてへん。トップ(選手)とやってないし。タパレスはチャンピオンでも中堅レベルやんか。その選手に負けてるわけやから、俺は最強の挑戦者でもないと思う」とアフマダリエフの実力に疑問符をつけた。

 また、井上が出稽古を解禁することにも言及。和毅は「(ルイス)ネリにダウン取られて、前回(ラモン・カルデナス)もダウン取られて。ちょっと周りが慎重になってるんやと思う。パウンド・フォー・パウンド(PFP)のトップという選手が、出稽古に行くっていうぐらい不安…周りが不安なんやろ。自信がないから、そういうことするんやろ。自信があったら、そんなことせえへん。ちょっと守りに入ってる部分、あるかも分からんな」と指摘する。

 さらに「そういうのをやるのって(キャリアの)最初の方やねん。4回戦、6回戦、8回戦とか。日本ランカーに入ってきたとか。そういう選手はいろんなところに出稽古に行って、いろんな選手と戦って、勉強していきましょうみたいな。俺からしたら、ちょっと自信がないんかな」との見解を示した。