ボストンでも勢いは続くか――。ドジャース・大谷翔平投手(31)が23日(日本時間24日)に本拠地で行われたツインズ戦で、自身が持つ日本選手最長を更新する5試合連続の37号ソロを放った。4試合連続で「2番・DH」で出場。初回一死で迎えた最初の打席で相手先発・パダックのカーブを捉え中堅左に叩き込んだ。後半戦に入って6戦5発。5戦連発は球団記録に並び、次なる偉業に注目が集まっている。

 MLBの連続試合ホームラン記録は8試合だ。量産体制に入った大谷への期待は膨らむばかりで、米メディアもどこまで大谷が大記録に迫るのか熱視線を送っている。ドジャースは休養日を挟んで25日(同26日)から敵地ボストンでレッドソックスとの3連戦に臨む。レ軍の本拠地フェンウェイ・パークには「グリーンモンスター」と呼ばれる高さ約11・3メートルの左翼フェンスがそびえ立つ。ただ、変則的な形状で最短92メートルから最長128メートルとフェンスまでの距離には幅があり、左翼までは約94・5メートルと短い。

 米「ニューヨークポスト」紙は、ツインズ戦後のロバーツ監督と報道陣とのやり取りを紹介。MLB記録の行方を問われた指揮官は「その答えは分かりません」と前置きした上で「ただ、彼が先週と同じアプローチをすれば、あのグリーンモンスターの飛距離は非常に短いことは分かっています。だから、彼が打ったフライはどれもホームランになるでしょう。だから、ボストンに行っても彼は同じアプローチを続けなければなりません。どうなるか見てみましょう」と語ったという。

 大谷が放った直近5発は33号が左中間への137メートル弾、34号が左翼への115メートル弾、35号が中堅への134メートル弾、36号が左翼への123メートル弾、37号が中堅左への134メートル弾といずれも真ん中から逆方向へのアーチだ。調子のバロメーターとも言える「逆方向弾」の割合が多く、かつ飛距離も十分。ロバーツ監督が言及した内容は、大谷の状態と球場の特性を念頭に置いた具体的な見立てだった。

 希代のスーパースター、大谷翔平。メジャー最古のフェンウェイ・パークでどこまで偉業に近づくのか。期待感が増している。