スペイン1部バルセロナが23日(日本時間24日)、J1神戸との国際親善試合(27日、ノエビアスタジアム神戸)への参加中止を発表したことを受けて、バルセロナのアジアツアーを統括する韓国企業「D―ドライブ」のスル・ハム代表が緊急声明を発表した。

 バルセロナは公式サイトで「プロモーターによる重大な契約違反のため、来週日曜日に日本で予定されている試合への参加を中止せざるを得なくなった」と発表。これを受けて今回のアジアツアーを統括するD―ドライブ社が声明を発表し、韓国メディアは一斉にカギとなる〝金額〟について報じている。

 韓国メディア「ニューデーリー」は「バルセロナ、日本ツアーキャンセル電撃発表。日本で100億(ウォン)横領事態が爆発」と指摘。D―ドライブ社は「日本のコプロモーターであるヤスダグループが日本スポンサーの楽天から支給を受けることにした対戦料の残金100億ウォン(約10億円)を横領した状況が明らかになった。これにより、バルセロナは日本の試合をこれ以上進行できないと判断した」と説明した。

 韓国放送局「MBC」も「バルセロナのアジアツアープロモーター社であるD―ドライブは『日本の神戸で開かれる予定だった試合は、日本の現地プロモーターが対戦料の残金100億ウォンを横領した状況が明らかになって取り消された』としており『今回の事態は日本側の一方的な問題で、韓国ツアーとは一切関係がない』と線を引いた」と伝えている。

 巨額マネーがかかわる今回のドタキャン騒動はいったいどんな展開を迎えるのか。予断を許さない状況だ。