大相撲名古屋場所5日目(17日、愛知・IGアリーナ)、新横綱大の里(25=二所ノ関)が幕内阿炎(31=錣山)を力強く押し出して快勝。4勝1敗で序盤を乗り切った。
この日から横綱豊昇龍(26=立浪)が休場。大の里は横綱デビューの場所で、いきなり一人横綱の状況に立たされた。しかも前日4日目に土がつき、連敗できない中で迎えた一番。〝クセ者〟の阿炎を難なく退けた取組後の支度部屋では「落ち着いて相手が見えていた。昨日はしっかり反省して、今日は今日。切り替えてやることができてよかった。しっかり体は動いている」とうなずいた。
審判長の粂川親方(元小結琴稲妻)は「昨日の反省を生かした相撲。阿炎に突く間を与えなかった」と評価した。
この日を含めて、残り10日間は横綱の責任を一身に背負う土俵となる。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「そこまで分かっていないのでは。責任感を感じている余裕はない。自分のことで精いっぱいだと思う」と指摘した。
大の里は中盤以降へ向けて「自分のやるべきことをやって、残り10日間やっていきたい。一番一番、集中してやっていきます」と気持ちを引き締めた。











