大相撲名古屋場所4日目(16日、愛知・IGアリーナ)、幕内阿炎(31=錣山)が横綱豊昇龍(26=立浪)を押し出して撃破。3勝1敗に星を伸ばした。

 阿炎はもろ手突きで豊昇龍を突き起こし、一方的に攻め込む展開。土俵際でややもつれて行司軍配は豊昇龍に挙がったが、審判から物言いがつき差し違えで金星を手中に収めた。内容的には横綱を圧倒する完勝。これで豊昇龍には5連勝と合口の良さが際立っている。

 取組後の阿炎は「最後は体を預けて前に出たのが良かった。こういうふうに(白星を)積み重ねると自信が持てる。いいことだと思う」と納得の表情を浮かべる一方で「うれしいですけど、まだ場所は始まったばかり」と気持ちを引き締めた。

 5日目(17日)は新横綱大の里(二所ノ関)との顔合わせ。「しっかり考えていきたい。自信を持っていく」と2日連続の金星獲得へ意欲をにじませた。