大相撲名古屋場所5日目(17日、愛知・IGアリーナ)、元大関で関取復帰を目指す幕下朝乃山(31=高砂)が幕下旭海雄(25=大島)を力強く寄り切って2勝1敗と白星を先行させた。

 取組後は「右がうまく入った。(相手は)何をしてくるか分からなかったので、しっかり自分の相撲を見失わないように。しっかり体を密着させながらいけた」とうなずいた。

 2日目の二番相撲では十両荒篤山(荒汐)に完敗を喫した。「防戦一方で何も反撃できなかったのが悔しい。いい意味でゆっくりして、リフレッシュした。負けて引きずることが一番ダメ」と気持ちを切り替えてこの日の勝負に臨んだ。

 ちょうど1年前のこの日、幕内の取組で左ひざに大ケガを負った。朝乃山は「全く覚えていないし、何も感じていない」と前を向く。当面の目標に置く十両返り咲きへ向けて「一日一番」と気を引き締めた。