大相撲名古屋場所5日目(17日、愛知・IGアリーナ)、横綱豊昇龍(26=立浪)が「左第1趾MTP関節捻挫、左第1中足骨骨挫傷で1か月間の安静加療を要する」との診断書を提出して途中休場した。前日4日目(16日)、平幕の阿炎(錣山)に3日連続となる金星を配給。1勝3敗と黒星が先行し、横綱としての初優勝は厳しい状況となっていた。

 師匠の立浪親方(元小結旭豊)によると、場所前の稽古で左足の親指を負傷。3日目(15日)に幕内安青錦(安治川)に敗れた相撲で、ケガを悪化させたという。同親方は「左足親指の骨のところに出血がある。ヒビだと思う。本人が『触っても痛い』と言うので、私がやめた方がいいと(判断した)」と休場の理由を説明した。

 その上で「昨日の時点で本人は『出たい』と言っていた。(6月に)横綱昇進パーティーをやったばかり。(期待に)応えたいというのがあったと思う」と弟子の胸中を代弁。「ファン、協会に迷惑をかけている。次こそ優勝争いをできるように。次は必ず万全で出したい」と話した。