ボクシングWBA・WBC世界一フライ級統一王者・寺地拳四朗(33=BMB)が16日、都内でWBC同級2位リカルド・サンドバル(26=米国)との防衛戦(30日、横浜BUNTAI)へ向けた公開練習を行った。KO防衛に自信を示すとともに、12月に計画されているサウジアラビア興行の出場者候補に挙がっていることを「うれしい」と歓迎した。
世界初戴冠から8年以上が経過し、日本現役最年長の安定王者となった拳四朗。近年は激闘が目立っており、今回は「しっかりKOで勝って、次につながる試合ができれば。なるべく安心できる試合。冷や冷やせずに勝ちたい」と快勝をテーマに掲げた。
5月に10日間、米ロサンゼルスで名伯楽ルディ・エルナンデス氏のもとで合宿を行い、ディフェンスなどを強化。この日に行ったシャドーボクシングなどでは小刻みな足の運びなどを見せ「標的を絞らせない。(これまで)頭の位置があまり変わらなかったので、足に頭が付いていったら(パンチを)もらいにくくなるのかな」と成果を実感している。後方に引き気味だった右腕を、アゴ付近に持ってくるなどガードも修正した。
加藤健太トレーナーは挑戦者を「ガンガン前に出る選手。勝つために何でもやってくる」と警戒。「そのプレッシャーをどうさばいてはね返すかを鍛えてきた」と対策を語った。
先日には、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)と約30億円の契約を結んだサウジアラビア総合娯楽庁主催のイベント「リヤド・シーズン」が12月に井上の試合を計画し、その興行の出場者候補に拳四朗の名が挙がっていることが海外で報道された。これには「うれしいし、ありがたい」と歓迎。実現すれば初の海外進出となることに「やってみたいのはありますね」と興味を示した。
また、色白の美白で知られており、今年の猛暑の中での日焼け対策は「完璧ですね」と胸を張る。日焼け止めは高価なものを選び、肌への影響を考慮して紫外線を防ぐ効果の数値であるSPFが30と50のものを使い分けている。さらに顔全体を覆うフェースカバーもロードワーク時だけでなく、車の運転時にも着用する徹底ぶりで「不審者感はすごいありますね」と自嘲した。
ベルトも美肌も守り抜いて海外へ飛び立つことはできるか。










