バレーボールのネーションズリーグ(VNL)1次リーグ第3週千葉大会(16日開幕、千葉ポートアリーナ)を前に、男子日本代表のロラン・ティリ監督は〝激戦〟を予想している。

 1次リーグ第2週を終えて日本は5勝3敗。一部の主力選手が不在だったとはいえ、決勝ラウンド進出圏の4位につけている。今大会から主将・石川祐希(ペルージャ)、高橋藍(サントリー)が合流したものの、15日の会見で指揮官は「われわれとしても厳しい週になると思う。今回のVNLの中でも非常に厳しい戦いを強いられることになる」と危機感を口にした。

 千葉大会は16日の初戦からパリ五輪の1次リーグで敗れたドイツと対戦。その後はアルゼンチン(17日)、ブラジル(18日)、米国(20日)と相まみえる組み合わせとなっている。決勝ラウンド(30日開幕、中国)進出を見据える上で「日本ラウンドに出場する5チームが、非常に厳しい競争になるのではないかと思う。ブラジルは恐らく大丈夫だが、日本だけでなくアメリカ、ドイツ、アルゼンチンと厳しい戦いが予想される」と分析しつつも「われわれとしてはトップの選手を呼んでいるので、このラウンドを盛り上げて一生懸命試合をしていきたい」と負けん気をのぞかせた。

 3年後のロサンゼルス五輪を意識する中で「私たちはチームづくりの過程」と試行錯誤を繰り返す日々だが「今後の決勝ラウンド進出のためには、3勝が必要になるので絶対に3戦勝ちたい」と勝利への執念は不変。自国開催の一戦で、成長へのヒントを見つけ出す構えだ。