ドジャースの大谷翔平投手(31)は15日(日本時間16日)にアトランタで行われたオールスター戦にナ・リーグの「1番・DH」で先発出場し、初回に中前打を放ち、2回は一ゴロで2打数1安打、1得点だった。

 トゥルーイスト・パークがいきなり騒然だ。初回先頭、昨季のサイ・ヤング賞左腕スクバル(タイガース)のカウント1―2からの4球目、外角低めの92・1マイル(約148・2キロ)のスライダーをバットの先で拾うと最後は右手1本で中前に運んだ。

「なんとかバットに当てていけましたけど、三振かホームランくらいの感じの、自分の中の気持ちとしてはそれくらいの気持ちでいこうかと。渋いヒットにはなりましたけど、はい、良かったかなと思います」

 続くアクーニャ(ブレーブス)の二塁内野安打で二塁へ進むと、3番スアレスの右翼線への2点適時二塁打で先制のホームを踏んだ。

 2回二死二塁は2番手の右腕ロドン(ヤンキース)のカウント2―1からの4球目、真ん中高めの84・1マイル(約135・3キロ)のスライダーを豪快に振り上げた。弾丸ライナーが右翼ポール際に伸びると大歓声が上がったが、惜しくもファウル。大谷も珍しく残念そうだった。

「だいぶフックしていたので、最初はホームランのあれでしたけど、切れていくのが見えたのでファウルかなとは思いました」

 5球目の真ん中高めの93・6マイル(約150・6キロ)のフォーシームを強打するも一ゴロに倒れた。この時点で交代となり、2年連続本塁打はならなかったが、2打数1安打。通算8打数3安打、打率3割7分5厘とした。

 4月に家族が増えた中で5年連続5度目のファン投票での出場。「今日カーショーも投げましたし、フレディも、所属しているチームで。そういうチームメートたちと出れたというのは特別なオールスターだったかなと思います」

 昨年はハーパー(フィリーズ)の練習を見て参考になったと語った。今年も収穫はあったのか。

「いろんな人としゃべれたのはまず、練習というよりは、画面でしか見てなかった選手と交流することによってこういう性格なのかと把握できたのは、単純にいい時間を過ごせたなと思っています」

 勝負の後半戦は18日(同19日)の本拠地でのブルワーズ戦で再開する。打者ではアーチ量産、投手では長いイニングを投げること。二刀流の完全復活に期待だ。