現役格闘家まで狙われた――。参院選(20日投開票)の比例代表に日本維新の会から立候補している元K―1王者で、RIZINファイターの久保優太氏(37)が何者かにストーカー行為され、警察に相談していたことを明かした。

「おかしなことが起きたのは5月に参院選挑戦を表明してからです」

 10日、新宿駅前で街頭演説していた久保氏が打ち明けた。3日の公示後に久保氏や関係者が出入りしている先に不審な中年男2人が待ち受けていたのを発見。声を掛けたところ、逃げてしまったといい、別の日にも不審な男がいたという。また久保氏のSNSには「あなたの車ですよね」と普段乗っている車の写真とともにメッセージが送られてきたという。

 K―1やRIZINを舞台にトップファイターとして活躍し、ユーチューバーとしても知られる久保氏だけにSNSで嫌がらせを受けることは日常茶飯事だったが、リアルでの不穏な人の動きには警戒心を募らせる。

「殺害予告みたいのはしょっちゅう来ていて、慣れっこだったが、『政治家になりたい』と宣言してから、不審な男が現れたり、身の回りでおかしなことが起き始めていて、ストーカーみたいな感じになっている」

 参院選では国民民主党の元NHKアナウンサー・牛田まゆ氏が乗っていた送迎車が長時間付きまとわれ、身の危険を感じる事案が複数回あったことで演説日程の公表中止を発表すれば、参政党のキャスター・さや氏には殺害予告が届くなど物騒な騒動が続いている。

 久保氏は「僕は格闘家なんで正直、襲われるようなことがあれば取り押さえられるが、ボランティアや応援に来てくれている方は怖がる。こういうことは本来許してはいけない」と憤る。

 選挙の街頭演説日程は事前に公表しているが、被害が判明した直後は一時取りやめの判断を強いられ、警察にはすでに被害相談をしているという。

 久保氏は「選挙の立候補者への妨害を許してしまうのはよくない。僕はそれに直接戦うことはできないが、立ち向かう、負けないという姿勢を見せていきたい。文句や意見がある人は直接言ってきてほしい。逃げも隠れもしません」と論戦はウエルカムだとして、ファイティングポーズを取った。