コメンテーターの玉川徹氏が9日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)に出演。自民党の鶴保庸介・参院予算委員長の発言に「とんでもない話」と言及した。

 番組では鶴保議員が8日に和歌山市で行われた参院選和歌山選挙区に立候補している同党候補者の会合であいさつした際、政府が進める「2拠点地域居住」の推進の必要性に触れる中で「運のいいことに能登で地震があった」と発言したことを報道。鶴保氏は8日深夜になって発言を撤回したものの、選挙に影響を及ぼすとみられている。

大失言した鶴保庸介議員(2007年)
大失言した鶴保庸介議員(2007年)

「あの前後もちょっと全部読んでみた」という玉川氏は「自分のやりたいことに対して、地震すら運がいいことに考えてしまう、それを運と言っちゃうってことは、運がいいって思っているんでしょうね。だから出ちゃうんだから」と指摘する。

 さらに「皆さん大変な思いをして、大変な思いの結果として、あの金沢から住民票の申請とかしないきゃいけないってことになってるんですよ。それも自分のやりたい政策のためには、運がいいことになっちゃうっていう。これ、何も言い間違ってるわけでもなんでもなくて、そういう風に思ってるってことです」と鶴保議員の思考を分析した。

 MCを務める羽鳥慎一も「まあ、あまり関心がないんでしょうね」と同調。鶴保議員が被害に遭った地区について「輪島だとか、たま、たま、何だっけ」と発言したことにも羽鳥は「たま、たま、何だっけだって、あれ多分、珠洲市のことでしょ。珠洲市の漢字を、たま…ああ、わかんないな、もうそれぐらいの感覚なんでしょう」と指摘する。

 玉川氏は「北陸で話している話じゃなくて、和歌山で話している話でしょ。和歌山にいて、まあ、もしかしたら、和歌山から遠いところの地震の大きな被害なんだけど、自分にとってはラッキーっていうふうに思っているっていう、とんでもない話」と叱責した。