参院選(20日投開票)の東京選挙区で出馬した山尾志桜里氏が〝無所属・自腹〟を強みにする。

 公示日となった3日は東京・吉祥寺、三鷹、武蔵境で街頭演説を行った。5月に国民民主党公認として比例代表での立候補が内定していたものの、過去の言動などが問題視されて6月に公認が見送られて離党。そのため注目度も高く、街頭には多くの人が集まった。

 第一声を終えた山尾氏は取材に対し「暑かったが、政治家としてためてきた思いを自由に真っすぐ伝えられた爽快感のある初日だった」と手ごたえを口にした。

 国民民主党からの公認取り消しとなっただけに「お金も人手も、政党のバックアップがないので大変」だが、「無所属な分、いろいろな人が集まった、手作りの自由な選挙戦になろうとしている。自腹は切っているが、自腹の分の自由はある」と話す。

 また、「永田町は選挙となると支援を受けている人などの顔色をうかがって政策を微調整する。微調整の積み重ねが〝玉虫色〟になって、何も言わない選挙や、実現の可能性が少ないのにとがった主張に傾いていく。そういうことを私はしたくない」とし、無所属も逆に強みにするつもりだ。

 そして「政治には右も左もない。右左言っているのは永田町だけ。一般の人は真ん中にいる。その真ん中の声を受け止める受け皿になる」と改めて中道政治を訴えた。

 もちろん、SNS上では山尾氏に批判的な意見があることは承知しており、「エゴサーチはしないが、それはそれで一つの意見や警鐘だと思って受け止めている。その一方、リアルで会える方の声も大事だ」との考えも示した。

 関係者によると、応援ボランティアのフォームへの連絡が日に日に増えているという。