日本サッカー協会は3日、韓国で開催される東アジアE―1選手権(7月7~16日)に臨む日本代表メンバー26人を発表し、J1福岡からDF安藤智哉(26)を初選出した。福岡所属選手の代表入りは2001年にトルシエジャパンのFW山下芳輝以来、実に24年ぶり2人目の快挙となった。

 オンライン取材に応じた安藤は「正直びっくりしているが、それ以上にうれしい気持ちでいっぱい。ここからだと強く感じた」と決意をにじませた。今季は開幕戦を除く全試合に先発。身長190センチの高さと当たりの強さを武器に守備の柱として奮闘し、DFながらチームトップタイの4得点を挙げている。

 代表では「各国のFWとの1対1をしっかり抑えたい。攻撃でもセットプレーなどで得点に絡みたい」と意欲を見せた。世代別代表の経験はあるがA代表は初めて。J3・今治でプロキャリアをスタートし、J2・大分を経て福岡へ。5年かけてJ1にたどり着いた苦労人は「地道にやってきたことが実を結んだ。下のカテゴリーからでも代表になれると証明したい」と言葉に力を込める。

 ベテランDF長友佑都らとの共闘も予想され、「いろんなことを吸収したい」と語る。森保監督のサッカーについては「スリーバックが多く、守備や1対1、後方からのビルドアップも求められると思う。攻守において圧倒的な存在感を示したい。まずは試合に出て、結果を残したい」と意気込んだ。

 7月8日の初戦・香港戦へ向け、長身DFが覚悟を持って代表の舞台に挑む。