3日に公示となった参院選(20日投開票)に社民党から比例代表として立候補した俳優・演出家のラサール石井氏が3日、東京・新宿区で第一声を行った。タレントの松尾貴史がたまたま駆けつけた。

 緊張の面持ちのラサール氏は「あきらめるのはやめましょう。黙っているのはやめましょう。別にデモしろって言っているわけではありません。小さな声をちょっと上げるだけでいいですよ。それを社民党はお手伝いしてみんなの声にして届けます」と政治不審の払拭を訴えた。
 
 今回の参院選では外国人の受け入れが争点化している。そのことを念頭にラサール氏は「何が日本人ファーストですか。人間にファーストもセカンドもないんですよ。ただ少し違うだけ。隣の人が自分と違うってことを認めればいい。強い者が弱い者を助ける。富める者が貧しい者をほんの少し助ける」と呼び掛けた。

 社民党は参院選で得票率2%か3人以上の当選をクリアしないと公選法上の政党要件を満たせなくなってしまう。「社民党は社会主義や共産主義の国を作ろうなんて思ってませんよ。資本主義の中で民主主義が本当に行き渡る国を作ろうと思っているんです。社民党がなくなったら、日本の底が抜けてしまうんです」と社民党の存在意義を強調した。

 この日、たまたま通りかかったという松尾もマイクを握り、「勇気ある行動に出られた」と称えた。