レスリングの明治杯全日本選抜選手権(東京スポーツ新聞格技振興財団協賛)3日目(21日、東京体育館)、女子53キロ級の村山(旧姓・奥野)春菜(26=自衛隊)が優勝。プレーオフも制し、世界選手権(9月、クロアチア)の代表入りを決めた。
村山はかつて世界選手権で2017年に55キロ級、18年に53キロ級、23年に55キロ級で優勝している実力者。決勝とプレーオフで対戦した清岡もえ(21=育英大)も24年に55キロ級で世界女王になった経験がある。
村山は清岡との激闘を制した試合後「勇気を出して攻められてよかった」と手応えを口にした。五輪階級の53キロ級に復帰した理由については「残り少ない競技人生を高いレベルで戦いたい」と説明。世界選手権では「優勝を狙いたい」と意気込んだ。
さらに「東京五輪出場を逃してから、ずっと目指していた」という来年のアジア大会(愛知・名古屋)に思いを馳せた。地元が三重県で、愛知・至学館大出身の村山は「ほぼ地元なので、お世話になった人に見てもらいたいという気持ちが強い」と言葉に力を込めた。ベテランの挑戦はまだまだ続く。












