漫画家の倉田真由美氏が17日、X(旧ツイッター)を更新。派遣型風俗店をめぐる最高裁判決に言及した。
新型コロナウイルス対策の持続化給付金等を派遣型風俗店(デリヘル)に給付しないことは職業差別だとして、店が国に損害賠償を求めていた訴訟の上告審判決が16日、最高裁第1小法廷(宮川美津子裁判長)で開かれ、店の上告が棄却された。デリヘルを給付金対象外とすることが合憲と判断された。裁判官5人中4人の多数意見。
判決では「公費を支出してまでその事業の継続を支えることは相当ではないと判断し、給付対象から除外して区別することが不合理であるということはできない」としていた。
倉田氏は判決を伝える記事を引用し、「当該の性風俗業者は風俗営業許可も得て納税もしている。しかし、『大多数の国民の性的道義観念に反する』として給付金除外は合憲という判決。『大多数の観念』が『法』『憲法』を超えたとしか思えない判決」と批判した。
続けて、「正直、感覚的には理解できるところもあるが、法治国家でありながら『法より多数の気持ち主義』がまかり通るのは非常に恐ろしい」と分析している。
この判決をめぐっては宮川裁判長だけが「違憲」であるとする反対意見だった。












