巨人が10日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)に2―5で敗戦。阿部慎之助監督(46)はアクシデントを乗り越えて奮投を続けた投手陣をねぎらった。
思わぬ展開となった。先発・井上温大投手(24)は初回に近藤の犠飛で1点を先制され、続く2回一死一、二塁の場面で周東のヘルメットのつばの部分に死球を当ててしまい危険球退場。ここで前日に支配下復帰を果たしたばかりの山田がスクランブル登板し、今宮を併殺打に打ち取って火消しに成功した。
その後は両チームともにあと一打が出ずに拮抗した試合展開となったが、2―2で迎えた8回に6番手・田中瑛が一死満塁から3連続適時打を浴びて一挙3失点。最終回の反撃も叶わず、3時間54分の熱闘に敗れた。
阿部監督は「だいぶしわ寄せが来ちゃったね。まあ本当、行ってくれた投手はね、みんな頑張ってくれたので。(死球を与えた)相手には申し訳ないんだけど」とソフトバンク陣営を気遣いながらも、自軍の投手陣を称賛。それだけに「あとはいつも通り、ポコっと1本(出れば)ね。チャンスはみんなで頑張ってつくれてるから。あとひと押しができるかできないか。まあ、できなかったから負けるんだよ。そういう紙一重の勝負してるからね、みんなね」とあと一歩及ばなかった打線に悔しさをにじませた。
敗れこそしたが、終盤まで緊迫した試合を展開。「それをプラスと考えて、明日切り替えてやるしかないからね」と指揮官は前を向いた。












