小泉進次郎農水相は9日の参院決算委員会に出席。コメ価格高騰対策をめぐり、輸入にかじを切ったという発言をしていないことを強調した。

 進次郎氏は今月6日の会見で「緊急輸入も含めてあらゆる選択肢を持ちたい」と述べていたが、この日、質問に立った立憲民主党の横沢高徳参院議員は「大臣は(会見の中で)コメの輸入にかじを切ると発言した」として政府の対応に関して追及した。

 進次郎氏は「かじを切ったとはまったく言っていません」と不快感を示しながら4回にわたって反論し訂正を求めた。

「改めて『かじを切る』って発言をしていませんので。この委員会中にテレビ入れですから、こうやって今の時代、どんどんどんどん(横澤)先生の発言だけが流れましてね、本当に困ったことになるんで、ぜひ訂正は、忘れずにお願いいただきたいと思います」と強く訴えた。

 また、同省がこれまで公表したデータに2021年から2023年の3年間にコメ生産量が需要を下回っていることを指摘された。

 進次郎氏は横沢氏から「そもそもお米の生産量は足りているのか」と質問され「この資料の中で民間在庫は入っていませんよね。民間在庫を入れたら圧倒的に需要を供給は上回っているんです」とした。

 その上で「ただ、これを持って胸を張るというつもりはないのは、この民間在庫の流れ、ストックを正確にどこまで把握できているかについては農水省自身は、謙虚にならないといけない。むしろ反省するところもあるのではないかと思っているのは、いま中食、外食について民間在庫の動きは、十分に把握してきれいないのが率直なところであります」と語った。