日本相撲協会は9日、幕内格行司の木村銀治郎(芝田山)が十両以上の力士で構成する力士会の現金を着服していたことを公表。同日付で懲戒解雇処分としたことを発表した。2日の理事会で決議し、本人に処分内容を通知。退職金は全額不支給となる。
銀治郎は力士会が将来の社会貢献などのために積み立てていた積立金の管理業務に従事。2019年1月ごろから今年の5月ごろまでの間に力士会所属の力士から徴収した現金2187万円の積立金を預かり、全額をボートレースの舟券購入費などにあてて横領した。ほかにも、会計担当者に「横綱から言われた」などとうそをつき、力士会の口座から332万円を出金させて横領。舟券の購入費にあてていた。
銀治郎は口座から出金した322万円を全額返済した一方で、積立金2187万円は未返済となっている。相撲協会によると、銀治郎は力士会と9日に公正証書を取り交わし、全額返済を約束。銀治郎は「一生かかっても返済します」と話しているという。












