日本相撲協会を退職した元横綱白鵬(40)が9日、都内で会見を開いた。白鵬が師匠を務めていた宮城野部屋は弟子の不祥事により昨年4月から閉鎖され、力士らとともに伊勢ヶ浜部屋へ転籍した。しかし、1年あまりが経過しても閉鎖措置は解除されず、退職を決断。9日付で退職した。

 相撲協会の説明では、前伊勢ヶ浜親方(元横綱旭富士)と一門の浅香山理事(元大関魁皇)が白鵬を慰留。さらに、八角理事長(元横綱北勝海)が浅香山理事に対して「今後は浅香山部屋で預かること、準備期間も踏まえ、預かりの解除を11月場所後とすることを検討するように」と指示を出したとしている。

 この日の会見で白鵬は11月場所後の預かり解除案を聞いた時期について「(5月の)夏場所の後半でしたね。浅香山親方から聞かされました」と回答。「浅香山親方は一門の長でもありましたし、本当によく(協会との)間を取ってやってくれたと思います。浅香山親方自身も部屋のキャパ(収容人数)もあるし、いろんな思うことはあったと思います」と一門の理事の立場を気遣いつつも「そういう話もありましたが、確実な話はなかった」と明言した。