元〝環境少女〟ことスウェーデンの気候変動活動家グレタ・トゥーンベリさん(22)がパレスチナ自治区ガザに支援物資を届けるため、国際NGO「自由船団連合(FFC)」の船「マドレーン号」に乗って航海している。

 グレタさんがインスタグラムに笑顔あふれる画像を投稿する中、イスラエル軍は、グレタさんらがガザに到達するのを阻止するために「適切な行動を取る準備ができている」と警告した。米紙ニューヨーク・ポストが4日、報じた。

 グレタさんは1日、ガザに牛乳とプロテインバーを届けるためにイタリア・シチリア島を出航した。インスタに船上でパレスチナ国旗を掲げる自分の画像を投稿した。

 そんな中、イスラエル国防軍(IDF)のエフィー・デフリン報道官は4日、「今回の場合もわれわれは準備ができている。われわれは近年経験を積んでおり、それに応じて行動する」と語った。デフリン氏はどのような措置を取るかについては詳細を述べなかった。

 しかし先月初め、グレタさんを乗せようとしたFFCの船は無人機の攻撃によって損傷し、今回の日程に延期となった。FFCはイスラエルによるドローン攻撃だと主張。イスラエルはコメントしていない。

 グレタさんは出航直前、「私たちがこれを行っているのは、どんな困難に直面しても挑戦し続けなければならないからだ。挑戦をやめた瞬間に、私たちは人間性を失ってしまう」と涙ながらにスピーチした。