参院選比例代表に国民民主党から出馬予定の山尾志桜里元衆院議員がようやく会見を開くことになった。党の支持率は下落に転じ、遅きに失したとの声もある中で、山尾氏がどう過去の騒動に触れるのか。会見での発言次第ではさらなる支持者離れを引き起こしかねない。
先月14日に公認発表され、報道陣から会見を求める声が相次ぎながらも避けていた山尾氏が4日、Xに「出馬会見をさせてください」と表明した。
前日に「2009年衆院議員初当選同期会」に出席。鳩山由紀夫元首相もサプライズ登場し、政権交代選挙での民主党同期組と旧交を温め、政界再挑戦を後押しされたという。直後のXには「初心に立ち返ろう。自分の言葉で丁寧に説明を尽くそう。その上でなお国政で貢献したい思いをまっすぐ伝えよう。その決意が固まりました」と覚悟を決めたようで、この日は「繰り返し丁寧に説明するという普通のことをやれてなかった自分と向き合い、猛省しました」と近く出馬会見を開く意向を示した。
注目されるのは、山尾氏が会見の場で過去の疑惑や騒動をどう説明するかだ。
「地球5周分のガソリン代や月17万円に上るコーヒー代の計上問題は会見を一度開いていますが、うやむやのままです。不倫騒動も同様です。そもそも3週間も会見を開かなかったことで支持者は怒りを通り越して、あきれていますから会見のハードルは高いものになりますよ」(野党関係者)
山尾氏は3日に掲載された産経新聞のインタビューで、過去の不倫騒動について「どう反省しているのかを有権者や国民の皆さんに十分伝えていなかった。自分の対応も含めて、政治家として未熟だったと痛感している」と反省の意こそ示したが、具体的な中身については言及していない。
「不倫疑惑の時に『むき出しの好奇心には屈しない』と反論したことで、さらなる反感を招きました。出馬会見を開けば、とことん追及される。逆上でもして、また同じようなコメントを発すれば、国民民主はいよいよもたなくなる。会見時間も1時間や2時間と設定せずにフジテレビのように質問が尽きるまでの時間無制限で構わないぐらいの覚悟で臨まないと納得は得られないでしょうね」(同)
離れた支持者を取り戻せるか。国民民主の命運を握る〝歴史的出馬会見〟となりそうだ。












