元〝環境少女〟ことスウェーデンの気候変動活動家グレタ・トゥンベリさん(22)が現地時間1日、人道支援船に乗ってガザ地区へ向かう予定だが、批評家たちはグレタさんに批判的な意見を寄せた。米紙ニューヨーク・ポストが5月31日、報じた。

 グレタさんは、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の俳優リアム・カニンガムらと共にシチリア島カターニアから「マドレーン」号に乗船し、パレスチナ自治区ガザ地区のパレスチナ人に人道支援物資を届け、数か月におよぶイスラエルの封鎖に抗議する予定だという。

 世界保健機関は、ガザ地区は封鎖により飢きんの危機に瀕しており、同地区の住民の4分の3が「緊急」あるいは「壊滅的」な食糧不足に苦しんでいると警告している。

 グレタさんは「世界は沈黙する傍観者ではいられない」と、国際NGO「フリーダム・フロティラ・コアリション=自由船団連合(FFC)」が運営するこのミッションについて語った。

「世界のほとんどの国々が示す沈黙と消極的な態度は、致命的だ。200万人が組織的に飢餓に苦しんでいるのを目の当たりにしている。私たち一人ひとりに、パレスチナの自由のために全力を尽くして戦う道徳的義務がある」

 批評家らはグレタさんの参加に注目している。

 スカイニュース・オーストラリアの司会者ダニカ・デ・ジョルジオはグレタさんを「今週の大敗者です。彼女はまるでガザを理想的な休暇先のように航海しています。彼女はいつも本当に迷惑な存在です」と指摘した。

 また、ヴァーヴ・コミュニケーションズのゲスト、プルー・マクスウィーン氏は「彼女自身も都会のテロリストだから、きっと溶け込むでしょう。でも、もしかしたらイスラエルとの秘密協定なのかなとも思っています。彼女をハマスに押し付ければ、ハマスのテロリストは全員出て行くでしょう。あなたもそう思いませんか? この子は具合が悪いみたいだから、あそこにいてくれるといいんだけど。それがいいと思います」と指摘した。

 ネット上の批評家たちも「彼女がガザにとどまってくれることを願う」「これが一方通行の航海であることを祈りましょう」とコメントしている。