ミュージシャンのGACKTが27日、X(旧ツイッター)を更新。遭難者が相次いでいる富士山で、山梨県がヘリコプター救済の有料化を検討しているとのニュースに言及した。

 4月に閉山中の富士山で無謀な登山による遭難が相次いだ。山梨県は山岳遭難救助でヘリコプターが出動した場合、燃料費だけで1時間40万~50万円かかる。そのため山梨県ではこれを有料化しようという条例を9月に提出するという。

 この問題にGACKTは「救助に出るヘリの燃料費は1時間で40~50万円。これは金額の問題だけの話じゃない。救助する側も命懸けだってことを理解しなきゃならない」と指摘。

 さらに「ボクもヘリの操縦訓練をしているが、山に近づくと予想もつかない乱気流に巻き込まれる。そんな状況でホバリング中の機体は、一瞬気を抜くだけでバランスを無くし墜落することも珍しくない。山間に近づくってのはヘリにとっては危険な行為で、救助している側も命懸けだ」と自身の経験から、山に近づく際のヘリコプターのリスクをつづった。

 続けて「登山を仲間と楽しむのはいい。家族と会話を交わしながら登るのもいい。だが、閉山中となると話が別だ。そこには明確な『禁止』の理由がある。ルールを守った上で楽しむのが筋だろ?」と登山者にルールを守ることの重要性を訴えて上で「それを破っておいて、いざとなったら他人に命を懸けさせる。おかしくないか?どれだけ準備をしていても事故が起きる可能性はある」と問いかけた。

 さらに「ルールを守るのはもちろんだが、“万が一”の想定は、何をするにしても絶対に必要。楽しむ自由を選択するなら、その代償と責任を引き受ける覚悟がなければ、周りの人をも巻き込むことになる。その覚悟を持って楽しんでほしい」と登山を楽しむ上で覚悟持つ必要性を強調した。