元アイススケート選手でタレントの荒川静香が19日、大阪・関西万博・EXPOメッセ「WASSE」で行われた「復興庁万博テーマウィーク展示 オープニングセレモニー」(19~24日)に参加した。

 復興庁は、テーマウィーク「未来のコミュニティとモビリティウィーク」の中で、被災地発の未来社会に向けた復興をテーマとした展示「震災伝承・災害対応」、「食・水産」、「最新技術」や「福島国際研究教育機構(F―REI)」などと「Kizuna試食体験(1000食/1日)を実施中だ。

 ネイビーのパンツに白のジャケットをはおり、サーモンピンクのスカーフを合わせた爽やかな装いで登場した荒川は被災地復興について「2011年3月11日から本日まで、実に5181日間にわたる被災地のみなさんの復興の努力と思い、国内外からたくさんの温かいご支援が詰まっている6日間です。ぜひこの岩手、宮城、福島の復興に至る姿を多くの人に知っていただき、学んでいただき、これからの生活に生かしていただきたい」と語った。

 2025大阪・関西万博復興PRアンバサダーとして応援していきたいという。「私自身が東北で育ったので、豊かさであったり、魅力といったところは、震災前も震災後も見てきているところで、それを1人でも多くの方に、微力ではありますけど伝える機会になればいいな」と意気込みを語った。

 展示について「被災地が今どんなふうになっていて、課題があるのかを知る非常に貴重な機会だなと思う。多くの方にこれを機に(会場に)足を運んでいただき、各地で起こっている災害にも目を向け、今後の防災についても一人ひとりの意識を持つ機会になればいいな。『つながる、つなぐ、つむぐ』ということに対して、大きなエネルギーになる期待が高まる復興庁のブースであったなと思う」とした。

 東ゲート付近に設置されたデジタルモニュメントを視察した。同モニュメントは、陸前高田市の奇跡の一本松を模したビジュアルに、自分のメッセージを投稿することができる。

「今後、人々の暮らしの安全であったり、豊かさにつながっていくといいなという願いがある。自分のできることを日々考え、少しでも多くの人につながっていくといいな」と語った。

 最後に「自分自身も考える機会になった。1人に伝われば、さらに人に伝わる、それは魅力があればこそだと思う。観光客が増えればそれが街の活性にもつながるので、そういった部分で復興だけでなく、街の生きていく力にも大きくつながる。困っている地域、まだまだ支援が必要な地域へ関心が集まれば、東日本大震災だけでなく、どこかで誰かの支援につながるようなエネルギーが集まるんじゃないかな。非常に貴重な機会だと思います」と感想を述べていた。