炎の飛龍・藤波辰爾(71)が天国の弟子に「無我」の復活を誓った。

 藤波は16日、自ら率いるドラディションの後楽園大会で2月28日に亡くなった自身の弟子で、文京区議会議員の西村修さん(享年53)を追悼する6人タッグ戦に出場。新日本プロレスの永田裕志、小島聡と組んで長井満也、征矢学、竹村豪氏組と対戦した。

 藤波が旗揚げした「無我ワールド」で2007年4月にデビューしながら、同年10月に西村さんとともに全日本に電撃移籍した征矢と激しくやりあい観客を沸かせると、最後は竹村をドラゴンスリーパーに捕獲して、ギブアップを奪った。

 天国の西村さんにささげる白星を手にした藤波はマイクを持つと「西村、見てくれたか。みんなが今日そろってくれたぞ」と天を仰ぐ。無我離脱後、確執のあった西村さんを「彼とはいろんなことがありました。でも最後は彼がつなぐ仲間が集まってくれました」と振り返り「もう1回、無我をやるか」とぶち上げた。

 無我の復活について藤波は「無我は西村にささげたんだけど、応援してくれたファンのためにも、最後に1回『無我』っていう大会を、ケジメとして見せた方がいいのかなと思う」と説明。来年5月に自らのデビュー55周年を迎えることも踏まえて「その前に無我にケジメをつけた方がいい」と年内の復活を目指す意向を示した。