4月21日に死去した稲川会・清田次郎総裁(享年84)の会葬が15日、神奈川・横浜にある稲川会の会館で執り行われ、全国から友好団体が弔問に訪れた。

 午前9時18分ごろ、稲川会の貞方留義理事長、36分ごろに内堀和也会長がそれぞれ黒の高級車で姿を現すと、組員の野太いあいさつが響き渡った。

 神奈川県警も会館正面に警官を40人ほど配置し、厳戒態勢を敷いた。内堀会長はおもむろに県警のもとへ歩き出すと「本日はご迷惑をおかけします。すいません」と直々にあいさつし「よろしくお願いします」と丁寧に会釈した。

 午前10時20分を過ぎると、案内係が慌ただしく動き出した。するとすぐに、4台ほどの高級バンの車列が門の前に停車した。中から現れたのは、六代目山口組・司忍組長だ。内堀会長と五分の兄弟杯を交わしている竹内照明若頭らとともに弔意を表し、約10分ほどで会館を後にした。

 それから約20分後には、住吉会の小川修司会長が厳かな顔つきで会館に足を踏み入れていった。

 その後も松葉会や極東会など関東に本拠を置く組織のみならず、福岡県の工藤会、沖縄県の旭琉会、広島県の共政会など全国の団体が相次いで参列。友好団体による弔問は約2時間に及んだ。