米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が14日(日本時間15日)に行われ、新日本プロレスのゲイブ・キッド(28)がAEW世界王者のジョン・モクスリー(39)の助太刀に現れた。

 この日のメインではモクスリーがサモア・ジョーとスチールケージマッチで対戦。大乱戦の最後に現れたのがゲイブだった。フードをかぶったままリングサイドに登場すると、ブリーフケースを投げ込んでモクスリーの勝利をアシストしたのだ。

 しかし大変なのはここからだった。試合後のリング上にモクスリー率いる「デスライダーズ」との共闘を申し入れている「ジ・エリート」のヤングバックス(マシュー&ニコラス・ジャクソン)が登場。すると今度はそのエリートと敵対するケニー・オメガが現れて場外でデスライダーズと乱闘を繰り広げる。

 この背後から忍び寄ったのがエリートの一員であり新日本プロレス時代からケニーとライバル関係にあるオカダ・カズチカだ。オカダはケニーにボディブローを浴びせると、ヤングバックスに一度上がった金網を再び降ろすように指示。自身はマイク・ベイリーに追われる形で退場していった…。

 リングが再び金網に囲まれると、ヤングバックスとデスライダーズとゲイブは、ケニーとジョーを襲撃。ヤングバックスがジョーにEVPトリガーを発射すると、最後はモクスリーがケニーをデスライダーでKOしてみせた。

 無法状態となった金網内に飛び込んだのが、デスライダーズと反目するスワーブ・ストリックランドだ。場外から金網上部によじ登ると決死のダイブでデスライダーズ&ヤングバックス&ゲイブを蹴散らす。さらに25日(同26日)のPPV「DOUBLE оr Nоthing」(アリゾナ州グレンデール)でノールールマッチ「アナーキー・イン・ジ・アリーナ」を悪党たちに要求した。

 アナーキー・イン・ジ・アリーナの出場メンバーは誰になるのかはもちろんのこと、ゲイブの動向にも注目が集まる。ゲイブは今年1月5日の東京ドーム大会で敗れたケニーとは敵対関係にあるが、ヤングバックスは新日本マットでゲイブ属する「ウォー・ドッグス」と抗争を展開したばかり。モクスリーとの共闘を示唆するこの日の行動の真意は果たして――。