ドジャース・佐々木朗希投手(23)がイマイチ波に乗れない。

 前回登板した9日(日本時間10日)のダイヤモンドバックス戦では初回から2被弾を喫し、5回途中5失点で降板。メジャー2勝目を挙げられず、奪三振も「0」に終わった。さらに球速もなかなか上がってこない。ロッテ時代には165キロも計測したが、球速の低下は佐々木本人も気にするところ。昨オフにメジャー球団と移籍交渉した際には〝改善計画〟の提出を求めたほどだった。

 この試合では61球を投じて最速は97・5マイル(約156・9キロ)を計測したが、平均では94・8マイル(約152・5キロ)にとどまった。次回も中5日で15日(同16日)の先発が予定されるが、米メディア「FANSIDED」は12日(同13日)、「ロバーツ監督は『佐々木の球速を心配していない』と言ったが、心配すべきかもしれない」と一刀両断した。

 というのも、直球は宝刀のスプリットを生かすためにも不可欠な球種。それだけに同メディアは「至るところに問題があり、何もかもがうまくいっていないのだ。佐々木はまだ23歳で、年齢のせいで球速が自然に落ちてしまったベテランとはほど遠い。ドジャースとしては佐々木の球速がどこに行ってしまったのか、取り戻すためにはどうすればいいのかを考えながら、実際に教えることができるコマンドに焦点を移したいだろう」と手厳しい。

 佐々木は育成計画やフロントの姿勢に納得してドジャースを選択した。ただ、現状では満足できる結果を得られておらず「ドジャースが彼に提示した解決策は、彼を獲得するためには十分だったかもしれないが、機能していない」と最後まで辛らつだった。

 もちろん、佐々木は発展途上。シーズンも序盤だが、昨オフの目玉の一人だっただけに、厳しい視線が注がれている。