WWEのPLE「バックラッシュ」(10日=日本時間11日、ミズーリ州セントルイス)に登場し、WWE移籍を果たした元新日本プロレスのジェフ・コブ(42)が話題を呼んでいる。
US王者ジェイコブ・ファトゥ vs LAナイトv vs ドリュー・マッキンタイア vs ダミアン・プリーストのフェイタル4WAY王座戦に、ソロ・シコアとともに介入。前王者ナイトを襲撃して、ファトゥの王座防衛を援護した。4月14日に「本人の申し出により」新日本退団が発表されてから、1か月もたたないうちに電撃のWWEデビューとなった。
コブは自身のX(旧ツイッター)を更新して、電撃登場シーンの動画とともに「みんなありがとう。引退を回避できて、マッスルビーチからセントルイスまでギリギリで到着できたことをうれしく思う」と投稿。1日には「16年間は長い仕事だった。引退できて幸せだ」となぜか唐突に〝引退宣言〟していたが、WWE移籍への布石だったようだ。
一方、王者ファトゥはコブの援護を受けた形となったが、コブの加勢を知らなかったのか終始けげんな表情だった。試合後はコブと言葉をかわすこともなくにらみつけて引き揚げていった。大会後の記者会見で、コブについて質問を受けても「俺の顔を見てんのか? 俺の顔を見ればわかるだろ。言いたくても、何も言えん。俺たちはまだすべてを理解しようとしているところだ」とぶっきらぼうに語るだけ。コブの加入を歓迎していないことをうかがわせた。
「バックラッシュ」を無料生中継した「ABEMA」の日本語実況陣は、ファトゥとシコア、タマ・トンらの極悪ユニット「ザ・ブラッドライン」の呼称について「なかなかされなくなっている」とした上で「軍団としての存在感が薄くなっていた」と指摘した。また、「バックラッシュ」後のポストショーでも「ソロ・シコアの物事の進め方に、ジェイコブ・ファトゥが不満を抱いていることは明らか」と解説された。
新日本の王座戦線の常連だったコブのWWE加入が、新たな波紋を呼んでいることを確か。レスリングの元五輪代表で驚異のパワーの持ち主が、どんな活躍を見せるか注目だ。












