陸上の関東学生競技対校選手権初日(関東インカレ=8日、神奈川・相模原ギオンスタジアム)、男子1部1万メートルで28分37秒82をマークして3位だった山口智規(早大4年)が〝箱路路〟への覚悟を明かした。

 第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で総合4位に入った早大の駅伝主将を務める山口は「スローペースになるのもったいない」と序盤から積極的な走りを披露。頂点には届かなかったものの「最低限の走りになってしまったけど、気持ちを見せられてレースができたのでよかった」と一定の評価を下した。

 来年の箱根駅伝は「総合優勝」を目標に掲げており、5000メートルで高校歴代2位の記録を持つ鈴木琉胤(るい)と3000メートル障害で高校歴代2位の記録を持つ佐々木哲ら新戦力も加入。「駅伝主将になって4年生の偉大さを感じたり、プレッシャーを感じたり、なかなか4月は自分としてもチームとしてもうまくいかなかった」というが、最近は「すごい勢いある新入生たちと今までなかった早稲田大学が4年目にして見れている」とチームの状態が上向いているという。

 駅伝主将に就任する上で「僕の目標もずらせないし、競技者としてわがままでありたいと思っていた」。ただ、チームをまとめる立場として「自分の競技よりも何より駅伝でしっかり結果を残さないといけないというところで、自分の競技よりチームに目を向けてやっていかないといけないのは難しいところではある」と最適解を模索中の段階。悲願の総合優勝へ、まずは進むべき道を定めたいところだ。