中国・重慶市渝中(ゆちゅう)区で、野良猫がビルの3階から路上の火鍋に落下し、その猫と9人がヤケドした事件が中国で大きなニュースとなったが、看板猫となるはずだった猫の容体が悪化し、死んでしまった。香港メディア「星島日報」が6日、報じた。
重慶市では屋外で火鍋を食べさせるレストランが人気で、路上にテーブルとイスを並べ、火鍋を楽しむ光景が見られる。2日夕、野良猫が沸騰した火鍋に落下し、半径3メートルにスープが飛び散り、客9人と猫がヤケドを負った。
メーデー連休に起きた事故だったことにちなみ、猫を「五一(ウー・イー)」と名付け、もらい手がなければ、店の看板猫にしようとしていた。
事故後、店主は積極的に責任を取った。店主は、客と猫を病院に連れて行き、費用を負担しただけでなく、猫を救うために最善を尽くした。責任を回避せず、生命を尊重するこの姿勢は、優れた道徳心と社会的責任を体現し、社会に前向きなエネルギーを伝えたとして、SNS「微博」などで大きな話題となった。猫も人気者となった。
当時、猫は四肢にヤケドと皮膚の裂傷、骨折を負っていたが、状況は楽観的だった。予想外に容体は急に悪化し、6日に亡くなってしまった。
猫の死について、微博ユーザーたちは悲しみを表した。「私たちは幸せまであと一歩だった」「本当に予想外でした。親愛なる王子様、来世が平穏で幸福でありますように」「ああ、もう二度と地球に来ないで、天国にいてください」などのコメントが寄せられている。











