夢の野外スタジアム決戦はない!? ボクシングの本場、米ラスベガスで4日(日本時間5日)にスーパーバンタム級4団体統一王座の防衛を果たした井上尚弥(32)が所属する大橋ジムの大橋秀行会長が6日、羽田空港着の航空機で帰国。再度のラスベガス進出に意欲を示したが、地元横浜スタジアムでの試合の可能性は否定した。
圧勝が予想された井上は2回に挑戦者のWBA同級1位ラモン・カルデナス(米国)の強烈な左フックでまさかのダウンを喫したが、7回にダウンを奪い返して8回に連打でTKO勝ち。3日連続でビッグマッチが組まれたシンコ・デ・マヨ(メキシコの祝日)週間の大トリを見事に飾った。
井上のラスベガスでの試合は3度目だったが、過去2回はコロナ禍での開催で、今回は初めて制限なしの有観客試合。大橋会長は「尚弥が出てきた時が一番すごかった」と現地の盛り上がりを語り、再度のラスベガス進出に「もちろん。いい試合になったので、また求められるんじゃないですか」と意欲を示した。
また、井上と契約する米大手プロモーター、トップランク社のボブ・アラムCEO(93)が、井上の試合を大谷翔平が所属する米大リーグ・ドジャースの本拠地ドジャースタジアムで井上の試合を行いたいと話して笑いを誘ったことが伝えられている。これには大橋会長も「アラムさんは大好きなんだね、井上を」とニンマリ。さらに、アラム氏から食事に誘われた際、距離があるためタクシーを利用しようとしたが、アラム氏は93歳ながら歩いて行ったという驚異の健康エピソードも明かした。
実現するかどうかはともかく、ドジャースタジアムは屋外球場。井上は屋根付きの東京ドームでは試合を行っているが、屋外での試合は未経験だ。大橋ジムのある横浜市には、DeNAの本拠地で、屋根なしの横浜スタジアムがあり、勝手ながら東京ドーム級の大会場での地元凱旋試合という夢も抱いてしまう。だが、大橋会長の可能性を直撃すると、「雨が降ったら困るなあ。ないです」と完全否定した。












