ボクシングの本場・米ラスベガスでスーパーバンタム級4団体統一王座の防衛に成功した井上尚弥(32)が所属する大橋ジムの大橋秀行会長が6日、羽田空港着の航空機で帰国。ダウンを喫しながらも攻めを貫いてKO勝ちした井上の精神力を称賛するとともに、長年の勤続疲労やダメージを指摘する声を「全然ない」と一蹴した。
井上は試合の2回、挑戦者のWBA同級1位ラモン・カルデナス(米国)に打ち終わりを狙われた左フックでまさかのダウンを喫したが、7回にダウンを奪い返して8回にTKO勝ち。大橋会長は2024年5月のルイス・ネリ(メキシコ)戦で喫したキャリア初のダウンより「効いていたんじゃないか」と振り返りながらも、「周りは判定勝ちでいいからと言っていたけど、本人は倒しにかかっている。そこが魅力。倒しにいくから軽量級で史上最高額のファイトマネーがもらえる選手になっている」と井上の姿勢をたたえた。
井上にしてはやや苦戦したようにも見えたが、「(ダメージは)ないない。きれいな顔でしょう。傷一つない」と、井上の試合後の画像を見せながら強調し、長年の戦いの勤続疲労を指摘する声も「全然ない」と完全否定。9月にWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)、12月にWBA世界フェザー級王者ニック・ボール(英国)、来年5月にはWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)との対戦が計画されている今後のスケジュールへの影響も「ない」と話した。
本場でメインイベンターの重責を見事に果たしたモンスターの歩みは止まらない。












