新日本プロレス4日の福岡国際センター大会で、IWGP・GLOBALヘビー級王者の辻陽太(31)が上村優也(30)の挑戦を退けV4に成功した。

 同期のライバル同士による王座戦は、互いに一歩も譲らない意地の張り合いとなった。上村の古傷である右腕を攻めた辻はドラゴンスクリュー、足4の字固めと上村の足攻めに苦戦を強いられた。

 バックブリーカーからダイビングボディープレスを浴びた辻は、王者の意地で3カウントは許さない。カンヌキスープレックスをカッターで切り返すも、必殺のジーンブラスターはカウンターのアームドラッグで迎撃されてしまう。さらにカンヌキスープレックスを決められたが、上村は右腕攻めのダメージでホールドできない。辻は一瞬のスキを見逃さずにジーンブラスターをさく裂させて3カウントを奪った。

 試合後のリング上には内藤哲也、鷹木信悟、高橋ヒロム、BUSHIの4人が登場。内藤とBUSHIはこの日限りでの退団が発表されており、これが最後の5人での集合となった。

 5人で拳を突き合わせると、内藤とBUSHIが先に退場。マイクを握った辻は「内藤さん、BUSHIさん。最後にひとこといいですか。2人がいなくなるということはこのLIJは一区切りなのかもしれない。でも覚えておいてくれ。俺たちは制御不能を忘れない。心の中ではいつでもつながっているってことをな。またどこかで会おうぜ」と魂のメッセージを送った。

 さらに辻が「俺はIWGP・GLOBAL王者だ。このセルリアンブルーのリングで戦い続ける。幸運なことに俺には上村という最高のライバルがいる。ゲイブ(キッド)という最高の対戦相手もいる。さあ、このベルトを使って、次は誰と戦おうか」とアピールをすると、2月大阪大会でドロー防衛に終わっているゲイブが登場。V5戦での激突が決定的となった。