【岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】

4月25日第2試合 東4局1本場=鈴木優(P)、本田朋広(雷)、伊達朱里紗(格)、白鳥翔(A)

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。ファイナル進出をかけた戦いも佳境に入りました。ボーダー争いをしているのは雷電と麻雀格闘倶楽部。セミファイナル序盤は雷電がリードしていましたが、麻雀格闘倶楽部が逆転して、最終盤に突入しました。

 2チームの直接対決となったこの日も、熱い戦いが繰り広げられました。東4局1本場の4巡目、本田選手は5筒を持ってきて、147筒2度受けの二向聴となります。安全そうな字牌を残して浮いている3萬を切るという人は結構いそうですが、ここは南を切っていきます。やはり147筒の2度受けに多少の不安が残るからです。次巡に一向聴になってもまだ3萬を残し、4萬を持ってきたことで3筒2筒と落として二度受けを解消し、タンヤオピンフの手となりました。本田選手の攻めの強さ、アガリ率の高さはまさにこの3萬残しに表れていると思います。残すことで放銃率も高くなるけど、アガリ率も高くなります。

ここでも3萬を残しました
ここでも3萬を残しました

 対するライバルの麻雀格闘倶楽部の伊達選手は8巡目に分岐点を迎えます。すでにトップ目の優選手が南ドラ赤のカン6索でテンパイを入れているところ、2枚目の6索を持ってきて放銃ピンチでしたが、回避しました。6索を切った方がテンパイ時の好形率は高くなるのですが、そもそも258筒はちょっと薄目です。それよりもドラの5索を持ってきたり、筒子の一気通貫など高打点を見て、5萬切りとしました。

6索ではなく5萬切り
6索ではなく5萬切り

 1巡粘ったのは大きく、すぐに優選手の待ちは14索4筒に変化します。これにより伊達選手の6索は放銃とはならず、高目一通の369筒でリーチしました。

 伊達選手のリーチ、優選手の押しに挟まれた本田選手は無スジの8筒を押して攻め返していき、残した3萬が重なってテンパイして47筒で追いかけリーチ。山に残り1枚の4筒をツモって満貫のアガリとなり、ライバルの伊達選手を突き放しました。

無スジの8筒を勝負!
無スジの8筒を勝負!

 伊達選手の6索放銃回避、そして本田選手の踏み込みの強さにより生まれたボーダー争い2チームによる手に汗握るめくり合いでした。この試合は本田選手が3着、伊達選手が4着で終わり、両チーム残り4戦を残した時点で麻雀格闘倶楽部が116・8ポイントリードしています。まだまだ逆転可能なポイント差で、最後の最後までどちらのチームが勝ち残るか、目が離せません。