【岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】
4月7日第1試合=浅見真紀(ド)、醍醐大(フ)、松本吉弘(A)、小林剛(P)
KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。Mリーグ2024―25シーズンのセミファイナルシリーズがいよいよスタートしました。初戦に今季のMVP・醍醐選手が登場し、躍動しました。
ラスとかなり近い3着目で迎えた南1局、ダブドラの赤5筒を持っている醍醐選手はダブ南を鳴いていきます。大きな選択となったのは7巡目。手の内は萬子12337、索子6、筒子34566で、くっ付き牌の6索、3萬、7萬から1枚選ばなければなりません。1萬2萬は自分が1枚ずつ持っている上に、場にも1枚ずつ切られています。9萬も2枚捨てられています。さらに5萬の受けがかぶっていることから、萬子のどちらかを切る人が多いかと思いますが、ここは6索切りとしました。
その理由はやはり萬子の場況がいいからです。下家の松本選手は第1打が赤5萬で、その周りは持っていなさそう。小林選手も萬子の上下の端の牌を多く切っています。浅見選手はこの段階では分からないのですが、萬子を必要としていない人が多そうです。
ちなみに醍醐選手のように6索を切らなかったとして、3萬か7萬で選ぶ場合は、7萬切りをお勧めしたいですね。なぜかというと鳴けるからです。2萬をチーできたら絶好の14萬待ちになりますし、ペン3萬をチーして、瞬間3萬と6筒のシャンポンになった上で筒子の変化を待つこともできます。孤立牌の7萬だと鳴いてテンパイを取ることができません。
醍醐選手はこの後、浅見選手から出た4萬をチーして、カン2萬でテンパイします。2萬は1枚自分で使っていて場にも1枚切られているため、待ちを決めちゃうこの鳴きに抵抗がある人は結構いそうですが、2萬は見た目残り2枚で、少なくとも山に1枚は残っていそうです。実際に2枚残っていました。親の浅見選手も三色片アガリのテンパイを入れていましたが、めくり合いに勝って満貫のツモアガリとなりました。ここから加点していって逆転トップとなりました。
レギュラーシリーズ終盤は激しいMVP争いがあり、その渦中にあった醍醐選手も硬くなっていた部分はあったと思います。それから解き放たれた今、伸び伸びと自分の選択を信じて打てているような気がしました。















