【人気モデル・岡田紗佳のもう一度見たい麻雀Mリーグ】12月19日2回戦=岡田紗佳(サ)、萩原聖人(雷)、二階堂亜樹(風)、園田賢(赤)

 KADOKAWAサクラナイツの岡田紗佳です。私も出場した試合で、萩原選手は440日ぶりにトップを獲得しました。その要因となったのは萩原選手らしいアガリ、そして目立たない好プレーでした。

 全員2万点台とほぼ横並びで迎えた南3局、萩原選手は一気通貫がくっきり見える好配牌をもらい、6巡目に5索に3索がくっついたので、三色と一通の両てんびんに構えます。その後、三色になるカン4索でテンパイして即リーチ、一発でツモって満貫のアガリとなりました。これでトップ目に立ち、オーラスもヤミテンでアガって約1年2か月ぶり、今季初のトップとなりました。

決め手となった一発ツモ
決め手となった一発ツモ

 自身の代名詞・三色で大きく加点してトップとは萩原選手らしいのですが、東4局0本場にはあまり目立たない好プレーもありました。10巡目に發と4索のシャンポン待ちでテンパイします。發は1枚切れとはいえ出アガリしやすい牌で、リーチという人も多そうですが、ここもヤミテンにします。

テンパイですがリーチしませんでした
テンパイですがリーチしませんでした

 その理由は上家の私の捨て牌でしょう。南家にもかかわらず序盤に南のトイツ落とししたのを見て、私は整っていそうだな、早そうだなと読んだのです。実際に萩原選手がテンパイした時点で、私はタンヤオ赤1、5萬と6索のシャンポン待ちでテンパイしていました。

 2人ともヤミテンで進める中、私は14萬待ちに変化したのでリーチ。ここで萩原選手が持ってきたのが当たり牌の4萬です。私の河を見ると通りそうではあるのですが、發を切ってあっさりやめました。この局は流局となりました。

私のリーチにあっさり引きました
私のリーチにあっさり引きました

 萩原選手はリーチせずとも發なら出アガリできること、誰かがリーチに来たらすぐにやめることを考えてヤミテンにしていたのだと思います。結果的にこの選択は大成功でした。仮にリーチしていたら一発で満貫からの放銃となっていましたから。他者の速度感を読むのにたけている萩原選手らしい好プレーでした。

 今年のコラムは今回で終わりです。愛読していただき、ありがとうございました。いったん休みに入ったMリーグはお正月の1月2日から再開します。コラムも1月11日から再開となりますのでよろしくお願いいたします。ちょっと早いですが、皆さんよいお年を!

22年最終週に魅せてくれました
22年最終週に魅せてくれました