サッカーのイングランド・プレミアリーグで日本代表MF遠藤航(32)が所属するリバプールは27日(日本時間28日)、ホームでトットナムを5―1で下し、5季ぶりの優勝を決めた。歴代最多に並ぶ20度目の快挙を達成。遠藤は後半31分から出場し、歓喜の瞬間をピッチの上で味わった。

 強さを証明する一戦となった。前半12分に先制を許したが、4分後に奪い返すと目が覚めたかのように猛攻開始。同24分、MFマカリテルが左足で豪快なシュートを決め逆転に成功すると、10分後にFWガクポが追加点。3―1で前半を折り返した。後半に入ってもFWサラー、オウンゴールで得点を重ねる。優勝を確信した観衆の盛り上がりは最高潮に達した。そして後半31分、遠藤が右サイドバックで途中出場。粘り強い守備を見せると観客から大きな拍手が送られた。最後まで献身的なプレーで役割を果たし、チームを勝利に導いた。

 熱狂の渦の中、遠藤は優勝の喜びを仲間と分かち合った。チームの日本語公式Xは、遠藤がGKアリソン、DFロバートソンと熱く抱擁する写真を投稿した。ロッカールームでは、主将のDFファンダイクの隣で肩を組み、仲間とノリノリで体を揺らして大騒ぎだ。英国メディア「リバプール・ドットコム」によると、この一戦を前にファンダイクは「ワタはピッチの内外で非常に重要な選手なんだ」と力説した。出場機会は多くはなかったが、名門クラブにとって遠藤が欠かせぬ存在であることが改めて証明された。