メッツのフアン・ソト外野手(26)が今季の苦戦の理由にヤンキース・ジャッジを引き合いに出して説明したことが波紋を広げ、メンドーサ監督まで収拾に乗り出す事態となっている。

 新天地でのスロースターターぶりが批判されているソトは米メディア「ニューヨーク・ポスト」に「ヤンキースでは後ろに野球界最高の打者(ジャッジ)がいたので私に攻めの投球が多く、ストライクゾーンに投げられていた。故意四球も少なかった。去年は今と違う投球スタイルだった」と発言。これがメッツファンの間で波紋を呼んだ。ジャッジが後ろにいたおかげで勝負してもらえ、41本塁打につながった。今は後ろがアロンソなので自分と勝負してもらえない、とも受け取れる言い方だ。

 好調なチーム状況に水を差すような大論争となり、ついにメンドーサ監督までこの問題に言及。ユーチューブ「ファウルテリトリー」の中で指揮官はソトとランチをしながらこの話題になったと明かし「彼は正直に答えただけだった。それがいつの間にか見出しになっていた、という感じだったね。〝投球が変わった?〟と聞かれて〝そうだね〟と…。みんな知っているよ」と同情した。

 そのうえで「ここはニューヨークだ。例え善意から出たものであっても大きな問題になることがある。それを理解しておく必要がある」と忠告を忘れなかった。ここまで打率2割3分3厘、3本塁打、12打点と期待に応えていないソトだが、神経をとがらすファンに余計な言い訳は禁物のようだ。