角田裕毅(24)が所属するF1レッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)のペナルティー「5秒」は軽すぎだったようだ。

 サウジアラビア・グランプリ(GP)決勝で昨季王者フェルスタッペンはランオフエリアを横切ったため5秒のペナルティーを受けて2・843秒差の2位でフィニッシュ。レース後「それについては話さない方がいい。この件について何かを言えばトラブルに巻き込まれるかもしれない」と慎重な姿勢を見せた。

 専門メディア「PLANETF1」によると、F1ミナルディの創設者ジャン・カルロ・ミナルディ氏(77)はフェルスタッペンの処分について「私はこのペナルティーに同意しない」とし「彼の行動によって得られたアドバンテージとレーススタート時点でのタイム差を考えると、5秒は短すぎると思う」と指摘したという。

 さらに「十分に回復する時間があり、オーストラリア人選手(オスカー・ピアストリ)からわずか2秒差の2位でフィニッシュラインを通過した。ドライブスルー(ペナルティー)の方が一貫性があっただろう」と語った。同ペナルティーは制限速度でピットレーンを通過し、レースに合流する処分で20~30秒のタイムロスになるとされる。それだけにF1界の重鎮はフェルスタッペンに厳罰を与えるべきだったという見解だ。

 レッドブルのホーナー代表はレース後「とても厳しいペナルティーだったと思う。ペナルティーがなければ優勝していただろう」とした上で「微妙な判定は常に意見の相違が生じるものだ」と語っていた。