F1サウジアラビア・グランプリ(GP)決勝(20日=日本時間21日)で1周目にリタイアしたレッドブルの角田裕毅(24)に対して、海外メディアが酷評だ。

 角田は8番手からスタートしたが、その直後に悲劇が待っていた。各車混戦の中で迎えた道幅の狭い第4コーナーで、直後にいたガスリーが追い抜きにかかってきたところで接触。2台ともコントロールを失って壁に激しく激突した。角田は再び走り始めるも、ピットインしてマシンの状態を確認した結果、リアウイングなどの損傷が大きいとの判断で無念のリタイアとなった。

 英モータースポーツ専門メディア「ザ・レース」は、サウジアラビアGPの総評を実施。衝突の相手となったピエール・ガスリー(アルピーヌ)を9位とまさかの高評価を行った一方で、角田は最下位の〝20位〟と厳しくジャッジした。

 まず「週末、着実な進歩が完全には実現されず、ターン4、5のエッセの真ん中で大きなクラッシュを起こしてタイムをロスし、Q2よりもコンマ2秒強遅いラップとなった。それはフェルスタッペンとコンマ9秒もの大きな遅れを意味したが、ストレートでトウを提供することで、チームメートのポールポジションラップに重要な貢献を果たした」と角田自身の予選結果を辛口で評した。

 そして「彼のレースは、ターンでガスリーと不必要に衝突し、致命的なダメージを受けたことで台無しになった」と決勝のクラッシュの原因になったことを追及。結論として「1周目の衝突でさらに責任を負わされる」と酷評した。

 衝突した相手のガスリーとの大きな差は、角田に事故の責任があるとの見方が大勢を占めているからなのか。次戦のマイアミGP(決勝5月5日=日本時間同6日)で、心機一転の巻き返しを期待したいところだ。