今季からメッツに加入したフアン・ソト外野手(26)の〝弱気発言〟波紋を呼んでいる。
昨オフにヤンキースからFAとなり、15年総額7億6500万ドル(約1135億円)という超破格契約でメッツ入りした。昨季はヤンキースでアーロン・ジャッジ外野手(32)と強力コンビを形成しており、相手投手が次打者のジャッジを恐れてストライクゾーンに投げざるを得ない状況を〝享受〟。その恩恵も受ける形で自己最多41本塁打を放ち、チームを2009年以来のワールドシリーズ進出へ導いた。
ところが、今季はここまで自慢の打棒は湿りがちだ。メッツ移籍後はジャッジの〝保護〟を失ったことで大苦戦。14日(日本時間15日)時点で開幕16試合を終え、打率2割5分、2本塁打、6打点と不振を極めている。
そんなソトが地元紙「ニューヨーク・ポスト」の取材に対し「今年は明らかに違う。昨季は僕の後ろにメジャー最高の打者(ジャッジ)がいたから、良い球を投げてもらえた。今は攻め方が違う」と弱気な発言をしたことで、物議を醸しているのだ。
同紙の敏腕記者として知られるジョン・ヘイマン氏は、このソトの発言に対し「これほどの年俸をもらっているなら、彼自身が『ゲーム最高の打者』であるべきだろう」と厳しく皮肉った。さらに「少なくとも公の場で、『後ろに最高の打者がいないことを寂しく思う』などとは言うべきではない」と痛烈に批判している。
米メディア「スポーツキーダ」も14日(同15日)、ソトが昨季と打席での状況の違いを嘆いたことを紹介し「投手陣はソトを今やストライクゾーン外で勝負し、彼を苦しめている」と分析。ソトの〝ジャッジ依存〟が早くも露呈していることを指摘している。
ニューヨークの敏腕記者からも皮肉られる形で「ジャッジがいないと何もできないのか」との批判を浴びてしまったソト。巨額契約のプレッシャーも相まって、波紋はますます広がるばかりだ。










