F1日本グランプリ(GP=鈴鹿)決勝が6日に行われ、14番手からスタートしたレッドブルの角田裕毅(24)は抜きどころがないコース形態に苦しみ入賞圏外の12位に終わった。ただ全体的に変動がほぼないレースの中で、2つ順位を上げたパフォーマンスが評価されてMVPにあたる「ドライバー・オブ・ザ・デー(DOD)」に選出された。
角田は前日の予選でQ2敗退の15番手に沈み、その後カルロス・サインツ(ウィリアムズ)の降格によって14番手に繰り上がってのスタートとなった。
冷静にスタートを決めると、直後の1周目で早々にレーシングブルズのリアム・ローソンを豪快にオーバーテイク。鈴鹿のファンを熱狂させた。
その後、絶妙なピットインのタイミングで、前にいたピエール・ガスリー(アルピーヌ)を抜いてさらに1つ順位を上げた。ただ、全く波乱のないレース展開や抜きづらいコース形態もあって、角田はそのまま12位フィニッシュとなった。
結果としてはポイント圏外の悔しいものとなったが、レース全体を通して見どころがほぼ皆無の中で角田が2つ順位を上げた場面は高く評価された。世界中のファン投票によって決められるDODで、角田は優勝したレッドブル同僚のマックス・フェルスタッペンを抑えて1位に選出された。
F1公式サイトは「角田裕毅にとってレッドブルでの初週末は厳しいものとなったが、ファンの間では、特にこの日本人ドライバーが地元鈴鹿でレースをすることになり、待望のレーシング・ブルズからの昇格が好評だったことは間違いない。彼は14位でスタートし、12位でフィニッシュ。皆さんの投票で1位となった」と角田のDOD選出を発表した。
得票率は、1位の角田が23・7%を獲得。2位のフェルスタッペンが19・7%、3位キミ・アントネッリ(メルセデス)が13・6%、4位オスカー・ピアストリ(マクラーレン)が7・9%、5位アイザック・ハジャール(レーシングブルズ)が7%となった。
角田にとっては悔しい結果の一方で、世界中から高い評価を得たレッドブルデビュー戦となった。












