F1日本グランプリ(GP=鈴鹿、6日決勝)の予選が5日に行われ、レッドブルに緊急昇格した角田裕毅(24)はまさかのQ2(予選2回目)敗退で15番手に沈んだ。Q2ではコース脇で火災が発生して中断。今開催でなんと4度目の火事による赤旗中断という前代未聞のトラブルも〝逆風〟となってしまった。

 今回の日本GPでは、4日に行われたフリー走行2回目(FP2)で2度も火事が起きてたびたび中断。この日のFP3でもコース脇で火事が発生した。

 水をまくなど応急処置をして臨んだ予選でも、またもやアクシデントが発生。Q2が残り約9分になったタイミングで、またまたコース脇の芝生で火災が起きてしまい、赤旗中断を余儀なくされた。

 緊急昇格した角田にとってはただでさえ短期間で新マシンへの適応が求められる中で、FPの火災で走行を重ねる機会を大きく損ねる結果に。予選Q2での火災でも、最終アタック前のウォーミングアップでリズムを崩される形となり、今回の一連の火災による煽りを受ける格好になった。

 結局タイムが全く伸びず、レッドブルデビューの予選はまさかのQ2敗退で15番手に沈む悪夢となった。

 予選後、角田は「ウォームアップは、最後はうまくいかなかったです。もう一回走れたら、違う順位にはなれたと思うんですけど、ただただコンスタントに走れていないだけでした」と無念の表情。「最後も準備できた中では最大限はできてたんですけど、でも合わせきれなかったみたいです」と唇をかんだ。

 開催に大きく水を差す火災に対しては、ファンから批判が殺到。SNS上で「角田くんの走る時間を奪った鈴鹿のせいだなぁ マシンが走ったらいちいち火事になるってサーキットとして成り立ってないじゃないのよ」「鈴鹿サーキットはF1カレンダーの中でも最も好きなコースだけど、これだけコース脇で火災が起きて赤旗でセッションが中断されるというのは、残念なことだけどハッキリ言って開催コースとして欠陥があるということ」などと落胆の声が続出している。