F1レッドブルに緊急昇格した角田裕毅(24)が不振に陥った場合、同チームで4連覇を達成したレジェンドのセバスチャン・ベッテル(37)が代役として電撃復帰する計画が急浮上した。
レッドブルでは今季から昇格したリアム・ローソンが大不振で、開幕からわずか2戦で姉妹チーム・レーシングブルズへの降格を決断。代わりに実績のある角田が緊急昇格した。
首脳陣は角田を今季中は起用を続ける方針だが、すべてはパフォーマンス次第。ローソンのように不振が続けば、前言撤回で更迭もありえることは、F1の歴史が証明している。
その場合の後任について、衝撃的なプランが出てきた。英メディア「グランプリ247」が「角田がレッドブルで失敗した場合、ベッテルがF1復帰を待機中」と報じたのだ。ベッテルといえば、2010~13年まで4連覇を達成したレッドブルのレジェンド。角田も活躍できなかった場合は〝最後の切り札〟になるというのだ。
「今回の〝ユウキ実験〟が失敗した場合に備えて、チームにはさらに大胆な解決策がある。セバスチャン・ベッテルだ」と同メディアは指摘。「情報筋によると、レッドブルの顧問ヘルムート・マルコ博士は、ベッテルにひそかに打診したという」と首脳陣がコンタクトを取った模様だ。
ベッテルは22年以来F1の舞台からは遠ざかっているが、復帰に向けてすでに準備を進めているという。「舞台裏では動きが活発化していた。このドイツ人ほどレッドブルの運転方法をよく知っている人物はいない」とした上で、同メディアはベッテルの近況をこう説明する。
「スイスの自宅から(レッドブルリンクのある)シュピールベルクの山岳地帯へと急いで連れて行かれた。そこでは、セブ(ベッテルの愛称)のために厳しいトレーニング計画が組まれており、シミュレーターで静かに周回を重ね、ジムで理学療法士の付き添いのもとトレーニングし、復帰に備えている。今後数週間の彼の任務は、RB21(レッドブルの今季マシン)に慣れ、万が一に備えて準備を整えることだ」と電撃復帰計画の進ちょく状況を伝えた。
そして「現在のマシンの、残酷なまでの複雑さと容赦のない性質をマスターするのは、大変な仕事だ。もし角田が鈴鹿でつまずけば、レッドブルは長く待たないかもしれない。レジェンドでファンからも人気があるベッテルは(マックス)フェルスタッペンと組むという呼びかけに応じる用意があるだろう。多くの人々にとってドリームチームだ」と期待を寄せた。
レジェンドが準備を進める状況は、角田にとって大きな重圧になる。それをはね返す快走を、鈴鹿で期待したいところだ。













