柔道の全日本選抜体重別選手権初日(5日、福岡国際センター)では、有力選手の明暗が分かれる形となった。

 6月の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)代表選考会を兼ねて行われた一戦は、女子52キロ級で2021年東京五輪金メダルの阿部詩(パーク24)が、決勝で大森生純(JR東日本)を下して初優勝。ゴールデンスコアに突入するも、最後は大内刈りで勝利を引き寄せた。

 一方の男子は24年パリ五輪メダリストがそろって優勝を逃す形となった。66キロ級金メダルの阿部一二三(パーク24)は1回戦を突破したが、準決勝を欠場。81キロ級は五輪2連覇中の永瀬貴規(旭化成)がゴールデンスコアの末に、竹市大祐(JESエレベーター)の送り襟絞めで失神して一本負けを喫した。60キロ銅メダルの永山竜樹(パーク24)は準決勝で姿を消した。

 この結果には多くの柔道ファンが反応。「五輪の金メダリストが負ける中で阿部詩がV。やはり悔しい思いをした者が勝つ?」「五輪二連覇永瀬選手が負けたってマジ???」「日本の柔道界はこれからも超ハイレベルだな」などの声が上がっている。